こんにちは!愛です!
春到来ですね。自分は花粉症じゃないと思い込んでたのに認めざるを得ないクシャミに悩まされてます(≧∀≦)
春の魚といえばメバル
メバルは『春告魚』のひとつ。元々、春告魚はニシンだったようですが、ニシンの漁獲量が減ってきたこともあり、春に産卵の為接岸して釣られるメバルがその名を欲しいものにしたようです。
穏やかな漁港でフワフワとホバリングしているメバルですが、ルアーに勢いよくアタックしてくる魚食性の魚です。初めてルアーで釣れた魚もメバルでした。
落として竿を上下するだけで8の字に動いてメバルを誘ってくれる優秀ルアー! |
メバルは最近やっと3種類に分類された!
そんな食卓にも登り、釣りでもターゲットになるメバルですが、最近(2008年)にやっと3種に分類されました。
クロメバル、シロメバル、アカメバルの3種類で、何年もの間論争していたメバルの分類は終結したようです。
この3種のメバルの見分け方がものすごく難しい…。メバルは住む環境に色を寄せているので個体差があり、色や模様による識別が曖昧です。
アカメバル A赤色型 胸鰭軟条15本 生時は背面と側面暗赤色か明茶色
クロメバル B黒色型 胸鰭軟条16本 生時は緑黒色 側面銀色
シロメバル C茶色型 胸鰭軟条17本 生時は背面と側面は黄色がかった茶色メバルSebastes inermis複合種群(カサゴ目:フサカサゴ科)の分類学的再検討
著者:KAI Yoshiaki (Kyoto Univ., Kyoto, JPN)、NAKABO Tetsuji (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) Ichthyological Research Vol.55 No.3 2008
ここで分類のポイントになるのが胸鰭軟条(むなびれなんじょう)!!3種のメバルにはこの数の違いがあります。
軟条ってなに?
鰭にはスジのようなものが通ってますよね?これを鰭条(きじょう)というのですが、鰭条には固い棘条(きょくじょう)と軟条(なんじょう)があります。
棘条は触ると固く、先端がとがっています。軟条は柔らかい鰭の節の部分です。軟条は先の方で枝分かれしていることが多いです。
論文によるとこの胸鰭軟条の本数を数える事でどのメバルか判別できるそうですよ!ただし、
- アカメバル15本
- クロメバル16本
- シロメバル17本
近すぎる…しかも、数え間違えていないとしても結構個体でバラツキが出ている模様。(ムズカシす!)
そんな春告魚メバルで簡単料理を作った!
行きつけの魚屋さん角上魚類には春らしい魚がたくさん並んでいたので迷いに迷った!!踊り食い用のシロウオ、魚へんに『春』と書くサワラ(鰆)、ハマグリ、サヨリなど。
その中で今回はメバルに決定!堤防で釣れるメバルはお店に並んでいても購入したことがなかったので選んでみました!
2尾で350円でした(≧∀≦)
『春を告げる!メバルのとろけるチーズソテー』
材料(一人前)
- メバル (20センチ程度) 1尾
- とろけるチーズ 1枚
- 菜の花 3本
- ミニトマト 3個
- 小麦粉 適量
- 塩、コショウ 少々
手順
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菜の花は3分程度塩水で茹でておく。
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メバルはウロコを取り、内臓を取り3枚下ろしにします。
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骨抜きで小骨を抜きます。
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身に塩、コショウをして小麦粉を満遍なくまぶします。
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皮目から焼きます。
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ひっくり返して中まで火を通す。
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皮目に半分に切ったとろけるチーズを乗せる。
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トマトと湯がいた菜の花を一緒に焼く。
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チーズが溶けたら盛り付け!
簡単ですがオシャレにみえませんか!?
同じ材料でアクアパッツァ
もう一品、一緒にアクアパッツァを作りました!このレシピは『あした、釣りいこ!通信』のホームページにてご紹介していますのでぜひご覧ください!
愛でした!
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