こんにちは!愛です!
『近頃、考えても釣れないなー、隣の人よく釣るなぁ』
なんてことが良くあるんですが、『釣りも経験と勉強だなぁ』と自分に喝を入れる今日この頃(*´-`)
釣りを『科学的』に考えるともっと面白い!
大学にて海洋生物の勉強を6年間してきましたが、その中には釣りや料理に使えることがギッチリ詰まってました。
いま考えると贅沢な環境に身を置いていたなぁと感じます。( ´_ゝ`)
大学院の頃はトラフグの養殖に乳酸菌が使えないかとずっとマニアックな研究をしていて、小さなトラフグ達が水槽の中で噛み合い、殺し合うのをどう防ぐかにいつも頭を悩ませていました。(ほんとっに獰猛( ´Д`))
魚って知れば知るほど奥深いし、謎が深まる。次から次へと疑問が出てくる不思議な生き物です。
釣りをしている時も『なんで今日は釣れないんだろ?』とか『今日は活性高かったなー』なんて状況によってコロコロと釣果が変わってきますよね。
そんな釣りの『なぜ?』に少しでも迫れるような使える知識が科学的に説明されている本のご紹介を!
科学的に書かれている本は参考にはなりますが、中には読んでて難しくて疲れちゃう…って本もあります。論文なんて以ての外…なので今回はスラスラと読める本のご紹介をします(*´-`)
奥が深いメジナの世界
メジナは磯釣りの世界では一級のターゲット。しかし、一般的には回転寿司で出てくるような魚でも無く、スーパーでもあまり見かけませんよね。
メジナと聞いてどんな魚かイメージ出来る人は結構な魚好きだと思います。
わたしも大学入りたての頃、メジナはなんとなく黒っぽい青でツルッとした魚で、サビキでポンポン釣れてくれる…くらいのイメージでした。
メジナは夏は磯臭くて食べられたもんじゃないというのをよく耳にします。
そんなことを何も知らない状況で友達が釣れたコッパメジナを刺身にしてくれたのですが、美味しかった思い出しかないです。
東伊豆の堤防でウキ釣りをした時に20センチ弱の丸々としたメジナが釣れ、刺身にして食べたのですが、その美味さがハンパなかった…冬メジナの刺身は感動しますよ(*´-`)
夏のメジナが美味しくないと言われているのは冬のメジナが死ぬほど美味いからなのかな(笑)
そんなメジナの事、釣る前にちょっとだけ詳しくなっておくのもおススメです(≧∀≦)
この『メジナ釣る?科学する?』はメジナに関わる様々な著者が色んな視点からメジナの雑学を教えてくれます!
メジナ釣る?科学する? [ 海野徹也 ]
|
メジナって日本にメジナ、クロメジナ(オナガ)、オキナメジナの3種類がいますが、稚魚の頃は混雑して群れをなしてるんですよね。
伊豆のタイドプールなんかで観察してると混ざってることけっこうあります。
ただ、ある程度大きくなると『あれ?コイツ仲間じゃないじゃん』と気がつくのかは分かりませんが同じ種類の魚だけで固まり、『解散!』となるようです。
まったく不思議な生き物です。生れながら生き残る術を会得しているんでしょうか。
メジナ釣りをする方は特に違った面からメジナを知ることが出来るのでぜひ読んでいただきたい(≧∀≦)
エギングに行く前の読書に!
エギングってホントに得意じゃない…でもイカを食べるのは大好きです笑
特に釣りたてのアオリイカ!甘ーくてトロけるお刺身はクセになります(*´-`)
でもそんなイカの生態も不思議な事が多い。どんな風に回遊してきて産卵して…
釣れる大きさも時期により大体決まっているとは言われるものの不意にデカイのが釣れたり、はたまた小さい子が釣れちゃったり…
そんなアオリイカの生態が詳しく載っています。研究期間25年ってホントアオリイカに人生かけてますよね。そんなイカの権威である上田さんが送るアオリイカの秘密に迫った本。
研究成果としてのアオリイカの知識が要約してあるので、論文よりも遥かに読みやすいです!
アオリイカの秘密にせまる 研究期間25年、観察した数3万杯 (ベルソーブックス) [ 上田幸男 ]
|
魚の知識ってザックリ知ってるということが多すぎて、深い知識が少ないなぁと思います。
一種一種、全然違う生態をしているので、日々学ぶことが多い!特にイカは釣りのターゲットになりますが、ぱっと見見分けが付かないということもよくある…
こちらもご参考に…
釣りに行けない時は知識を入れる時間に!
同じ魚を追いかけ続けている研究者はとてもカッコイイ!!研究って謎解きのようで面白いですよね。
釣りも毎日同じ場所に通っていると不意にステキな魚と巡り合うことがあります。簡単には網羅できません。めちゃくちゃ奥が深い。だからハマるんですよね。
そんなヒントとなるような魚の科学本。寒くて釣りに行けない日なんかに知識を得てみてはいかがでしょうか?!
愛でした!
コメントを残す