こんにちは!静岡永遠の釣りガール(?)愛です!
最近ずっと釣りたくてウズウズしていた魚がいまして、考えてみたらもう4年もその姿を見てません。というか、その魚は釣ったことがなくて近い魚は釣ったことがあるんですが、それがこちら。
写真ブレッブレですが、添い寝しているのはアブラソコムツ(サットウ)という魚。一度に沢山食べると人間の尊厳を失い兼ねると噂の魚です。
日本ではバラムツとともに販売禁止に指定され、市場には流通していない。有害性は、油脂成分がワックスエステルであることに由来する。これは深海魚に多い形質で、ヒトは消化できずヒマシ油などと同じく瀉下作用(下剤)を発揮する。そのため大量に摂取すると腹痛や下痢を起こすリスクがある。
という魚ですが、ここ駿河湾では特に夏場、アブラソコムツやバラムツ、外道にはエチオピア(シマガツオ)など駿河湾ならではの深海魚を狙うことができます。
ちょっと時期には早いですが、先取りして行ってきましたので、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです!
目次ですっ
タックルを揃える!
まず、タックルを揃えるところから始まりました!前にアブラソコムツを釣った時は借りたものだったので、今回はぜひ自分のタックルで釣りたい!!!
ということで、中古で手に入れました(*´ω`*)
シマノ ocea Blue Rose B555S
結構年季が入ってる様子。コーティングにクラックもあるので、思い切って改造しちゃいました!!
ガイドを外して新しいスレッドを巻き、エポキシでコーティング!!また詳しくブログ書きます(^ ^)
こうなりました!!鮮やかな赤ムラサキのスレッドにしてみました!スパイラルガイド…大変だった(_ _)
リールはTicaにPE10号 160m。160mしか入ってないということはゴリ巻きでファイトするっきゃないということです(*´ω`*)魚に走られたら終了w
というガチンコリールとシマノ オシアジガー2000NRPGにPE4号400mを用意。こっちメインかなw
渋いかも…ということを考慮した仕掛け
以前、アブラソコムツ釣りに行った際は250〜300gのジグにアシストフックを付けて挑みました。
今回は吹き流し作戦でいきます!!シンプルですが、自然にエサを漂わせることが出来るので、ジグを動かすのが苦手な自分にはピッタリな仕掛けです!
坂本結び。ハリスが太いので大変ですが、バラムツの歯に勝つためしっかり結びます。
清水大黒丸さんでバラムツに挑む!
お世話になったのは清水の大黒丸さん。私は初めて乗りましたが、同乗した東海大学海洋学部出身者達にはお馴染みの船です!
エサはアピール力重視で。
エサはスーパーで安く購入したヤリイカとウルメイワシ。サンマを長めに切って使うのもオススメですよ!!アピール力が大切!!
その時いそうなベイトに合わせるというのも良さそうです。今回は、ムギイカの季節なのでヤリイカにしました。
エサはヤリイカのアタマの部分に縫い刺しし、ピラピラと漂わせることにしました。
ウネリとニゴリの中、アタリはある!!!
今日はとんでもなく風が強い…風が収まるのを待ってから出船したもののウネリと濁りで非常に釣り難い状況です。
日が暮れるまでは200m以下の深場も狙ってみる。…というか私のTICAは160mしかライン入ってないやん!!!w
というわけで、出番虚しく早々にジガーにチェンジw TICAはカンパチの泳がせで使います(^ ^)
さて、同乗者一同、モニョモニョとしたアタリがある様子!しかし、食い込むまでに至らない…。
そんな中、後輩がバラムツをかけた!!しかしフックアウト!!後輩が使っていた竿はグラス多めの柔らかな竿。ちゃんとフッキングさせないとバラムツの口に掛からない様子。
長い?戦い
130mで暫し放置していると、コソコソというアタリがあったのでそのままラインを送ってみる。
ガツガツっというアタリからラインをグィっと持っていかれたので思いっきり合わせる!!!3回くらいこれでもかと合わせる!
ちゃんとフッキングしたようなので巻き始める。最初は潮も重くなかったし、体力もあったのでゴリゴリ巻いていく!
しかし!!
途中からちょいちょいドラグ出されるし、潮重いし、アドレナリンが減って、代わりに乳酸溜まってくるし、ぎゃーーー。これ書いているだけで疲れてきますw
まさかバラムツに気づかされるとは…こんなんじゃ大きな魚と対決できやしないw
んで、やっと上がってきた!友達がカギかけて上げてくれました。
上がってきたのは13キロのバラムツ。あ、目標30キロ…ムリだわw
バラムツはフッキングするまでが大変です。巻き上げるのは体力があればいけますが、フッキングには結構神経使います。
夏にもっと活性が高い時は良いですが、警戒心が強い魚のようです。(バラすとあたらなくなるらしい。)
気さく過ぎる大黒丸の船長
今回お世話になった大黒丸の船長はとにかく明るい!乗っていて気持ちの良い船でした!
これぞ釣り人の特権
ちょっと、ほんとにちょっとなら食べても良いバラムツ。同乗者みんなでお持ち帰りしました。バラムツに感謝していただきます!
うん。本当にクセのない大トロ。これがいくらでも食べても良い脂だったらマグロみたいに取引されてたのかもですね!!
食べ過ぎて…という感じになってしまうの良く分かりますw
バラムツの皮には無数のトゲがあります。釣れた時は暴れるのでこの皮でケガをしないようご注意を!!!
ラインは歯でボロボロになりました。切れなくてよかった。。。
さて、いかがでしたでしょうか?バラムツ釣り、こんな柔な自分でも釣れました。ぜひ駿河湾に釣りに来る際はバラムツ釣りも視野に入れてみては!?
愛でした!
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[…] 【釣りガールオススメ】バラムツの仕掛けと釣り方 […]
初めまして。六畳一間の狼さんのブログから来ました。バラムツ凄いですね〜。私も水産学科出身なんですが、恥ずかしながらこんな魚がいること知りませんでした。
初めまして。六畳一間の狼さんのブログから来ました。バラムツ凄いですね〜。私も水産学科出身なんですが、こんな魚がいること知りませんでした(汗)ブログ見させて頂きますので今後ともよろしくお願いします。頑張ってください!
おんぼろアルファさんコメントありがとうございます色んな魚がいて釣りきれないですよね(*´ω`*)どちらの大学出身ですか??
大昔に京大農学部の水産学科を卒業しました。
今は水産とは全く関係ない仕事をしています。
おおー!ステキな大学に行かれていたのですね(^ ^)京大の水産はどんな勉強が出来るのかとても興味があります!
バラムツを検索して読ませていただきました。中国地方で料理店をやっております。勉強のためどうしても食べてみたいと思っております。
知恵をお貸しください、よろしくお願いいたします。
プロフはメールでお返しいたします、どうぞよろしくお願いいたします。
マサヒロ様
コメントありがとうございます!メールアドレスの方にメッセージを送らせていただきます!